第00934号-自動車損害賠償責任保険とは 一日一問FP合格への道
一日一問FP合格への道
2025年5月12日号
VOL.934
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
■本日の問題
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)において、他人の自動車や建物などの財物を破損し、法律上の損害賠償責任を負担することになってしまった際に被る損害は、自賠責保険の補償対象となる。
■答えは?
↓
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↓
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✕誤り
■解説
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は対人賠償に限定された保険です。
事故を起こして、相手をケガさせたときに、最低限の補償をするための保険で、自分が事故を起こしてしまい、相手がケガをしたり、亡くなったりした場合に、その人への治療費や慰謝料を補償します。
任意保険とは違い、自動車やバイクを運転する人が絶対に入らないといけない強制保険となります。
また、自賠責保険の補償には以下のような上限があります。
・死亡:最大3,000万円
・ケガ:最大120万円
・後遺障害:最大4,000万円
自賠責保険だけだと補償が足りないことが多いので、多くの人は任意保険もセットで入ります。
必要最低限をカバーする“法律で決められた保険”が自賠責保険です。
上記のように補償の限度額はそこまで高い金額ではないので、大きな事故を起こしてしまった場合には自賠責保険だけではカバーできないことも多いです。
車・バイクを運転するのであれば任意保険への加入も必須だといえるでしょう。
■出題範囲
リスク管理
編集者:yama