ファイナンシャルプランナー(FP)の仕事内容とは

FPの仕事内容とは?


ファイナンシャルプランナーの仕事とは、仕事内容は主にお客様から受ける経済面などの問題点解決のアドバイスを行う事、つまりお金に関する問題を解決することがFPの仕事です。

■お金に関する問題は一生の問題

金銭に関する問題というものは、生きている限り消えることの無い一生の問題です。
終身雇用制度の崩壊、少子高齢化により予想されるであろう将来の公的年金の受給額の減少、雇用の不安定化など、私達が抱える不安は大きくなるばかりです。
この不安を少しでも和らげる治療を行うのがファイナンシャルプランナー(FP)なのです。

■FPの豊富な知識

FP技が持つ知識は「保険」「年金」「税金」「不動産」「資産運用」など多岐に渡ります。
個人の抱える不安は1人1々違いますので幅広い知識が必要となるからです。
しかし、社会というものはこれらの一つ一つの事象が複雑に絡み合って成り立っています。
この複雑に絡み合った事象を紐解き、お客様とマッチしたプランを提供するのがFPの仕事です
ではFP技能士の資格を取得すると、具体的にはどのような仕事を行えるか以下で説明していきます。

ライフプランの設計業務


FPにとって最も重要な仕事が、ライフプランの設計業務です。
言い換えると将来設計業務です。
ライフプランの設計業務とは、「年金設計」「ローン設計」「保険設計」などを指します。
ファイナンシャルプランナーの顧客は主に個人ですが、法人に対しても資金計画の提案など仕事の対象となります。
この業務では、キャッシュフロー分析や運用シュミレーション、支出の修正・収入の修正・資産の修正・ローンの修正などを行ったうえで、個人や法人の側の意見を最大限に尊重し、収支や支出のバランスを見て今後の方針やそれに伴うリスクについてアドバイスを行います。
第三者の目で物事を見るということは物事を客観的に見るためにはとても大切な事なのです。

ライフプランの設計とは?


■法人の場合

法人は、ほとんどの会社で経営計画や利益計画というものを作成しています。
1年毎と、3・5ヵ年の計画を作成する場合があります。
どの程度利益があがる予想になるか、また投資の予定。
今後の希望などを聞き、借入金などの資金繰りを検討していくんですね。

■個人の場合

個人の場合は、法人の投資というものが住宅の購入や保険といったものに置き換えると分かりやすいかもしれません。
ファイナンシャルプランナーはそんな企業の目標や個人の夢・希望を聞きながら、あらゆるリスクを考え、アドバイスしていきます。
このように顧客の将来の希望に対する裏づけをしてあげるのがFPの最も大切な仕事です。

■様々な角度からの提案

ファイナンシャルプランナーの試験内容ではタックスプランニングも学ぶので、節税対策の面からも提案することができます。
結婚・出産そして生まれてくる子供にかかる学費等の費用、自分たちの老後に必要な資金などを考えていくと生活設計はほんとうに複雑だと思いませんか?
さらに金融商品や生命保険、損害保険、税金、不動産、公的年金制度、住宅ローン、まで関わってくるので素人では計算のしようがありません。
FPは起こりうるリスクなども事前に対処できるようにアドバイスが必要です。
資金面でのトラブルが起こってもそれに対応できるようにアドバイスできなければいけません。
経済が不安定で複雑になればなるほどファイナンシャルプランナーの需要は増えいきます。

その他のFPの仕事


顧客の目標を達成するために生活設計から援助するのがファイナンシャルプランナーの仕事です。
また顧客の相談意外にも「講演料や雑誌等の原稿料」で稼いでいる方もいます。
金融雑誌を読んでみるとファイナンシャルプランナー(FP)が執筆しているコーナーがあるはです。
最近はテレビメディアでの露出も多いので、顧客相談ではなくこのような方向を狙ってみるのも、
おもしろいと思います。
また、資格を取得して就職を考えている人は「証券」「銀行・生命保険」「不動産」などの業界でファイナンシャルプランナーの知識が必要とされます。
金融業界ではファイナンシャルプランナー試験の勉強で学ぶ知識がそのまま仕事に直結していきます。

■実生活に直結するFPの知識

FPの学習では、実生活に直結するこの仕組みを理解することで人の力になることもでき、尚且つ貴方自身を助ける力にも身に着けることができるのです。
貴方が株などの資産運用を始めるいいきっかけになるかもしれません。
税制、保険、住宅ローンなどの知識も身に付くので税金対策などの面でも役立ちます。
自分自身の豊富な知識で自分自身のライフプランを設計してみませんか?