ファイナンシャルプランナー(FP)資格試験・独学について

独学(自宅学習)について


ファイナンシャルプランナー(以下FP)の資格は独学で取得できるのか?という疑問をお持ちの方は多いと思います。

個人的な意見では、間違いなく可能だと言えます。

現に私も独学でFPの資格を取得しました。

特に3級のFP試験に関しては、独学でもきちんと問題集をこなし、過去問対策を行えば間違いなく取得できるでしょう。

3級から着実にFPの資格を取得していこうと考えている方は、お金のかからない独学からスタートしてみるのがいいと思います。

しかし、2級・1級とレベルが上がるにつれて当然問題は難化していきますので、要点を絞った学習をしていかなければ合格は難しくなっていきます。

しっかりと勉強して合格するという意志をお持ちでしたら、独学で問題ないでしょう。

なんの知識も無い状態からでも3ヶ月しっかりと勉強すれば合格の可能性はかなり高くなるはずです。

ですが、なんとなく取ろうかなと思っている方や自分の勉強法というものが確立されていない方の場合は独学では厳しいかと思います。

ここで気をつけて欲しいのが、2級から受験をしようとしている方、またはAFPの資格を取得しようと考えている方です。

FP資格試験は3級を飛ばして受験する場合、2年以上の実務経験もしくは、AFP認定研修を修了が条件となります。

実務経験がある方の場合は特に問題はないのですが、学生などで実務経験がない方は注意が必要になります。

そして、このAFP認定研修を受講するには指定の予備校、もしくは通信講座を受講しなければなりません。

もちろん、AFPを目指している方も受講が義務付けられています。

つまり、独学ではAFPにはなれないということです。

金融業界に勤めている方の場合、独学でも比較的簡単にFP資格試験は合格することが可能ですが、そのような業界で働いている方ですと、大抵AFPの資格を取得します。

ですので、3級は受けずに、AFP認定研修を受講→修了後にFP2級試験を受験という流れが一般的といえます。