ファイナンシャルプランナー(FP)を取得するメリット・魅力
FPの資格を取得するメリットとは?
最初にFPという資格を取得する上での最大のメリットを申し上げてしまうと、普通の生活をしていても役立つ知識ばかりであるということです。
本当にFPの試験内容は私たちの生活に密接に結びついたものばかりです。
FPの基本的な学習内容は金融・保険・不動産・相続などです。
銀行に全く縁がなく生きることは難しいでしょうし、生きていく上では不動産も必要です。
一生涯保険に入らない人もいないでしょうし、親がいれば相続と言う問題は必ずあります。
多くの人は、これらの内容に対して十分な知識をもっていません。
お金に関して無知であるといえます。
はっきり言って、これはとても怖いことです。
何かあったときに対応できない可能性が高いのです。
普通に暮らしている一人一人が高度な知識を持っている必要はありません。
最低限の知識で良いと思います。
そして、普通に生きていくうえでぜひ持っていたい知識とFP3級の知識とが一致する部分は大きいと思います。
学生であれば就職に、社会人ならば転職に有利
就職難が叫ばれている今、学生に求められている資質は非常に高いものとなってきています。
学生時代に何をやっていたのかを一番形として企業側にアピールできるものの一つが資格ではないでしょうか?
将来の就職先として銀行や証券会社、生命保険会社、損害保険会社等に就職を考えている方にはFPの資格はESや面接時のアピールに非常に有効な武器となります。
資格を取得したという実績ももちろんですが、学生のうちに先を見据え資格を取得したという姿勢が高く評価されることは間違いありません。
転職者にとってもFP資格を持っていることにより、履歴書のアピール材料の一つになります。
特に銀行や証券会社、生命保険、損害保険、コンサルティングなどの金融機関等での就職転職活動で 金融知識があるとアピールできるでしょう。
これらの業界に就職や転職しようとする学生やビジネスマンのFP資格の取得が増えています。
今後はFPの資格の取得は有利というよりは必須といった意識を持った方が良いかもしれません。
主婦にもこれからは必要な資格!?
私は専業主婦だからお金の知識とかはいらないかも…
恐らくそのように考えている方が多いのではないでしょうか?
しかし、夫や子供が病気になった時、家に保険のセールスが押しかけて来たとき、身内の急な不幸で発生した相続問題…
考えようと思えば、いくらでもFPの知識が必要となってくる場面が浮かんできます。
FP2級やFP1級のレベルの専門的知識まで習得する必要はありません。
最低限の知識はFP3級の試験の学習で十分に身につきます。
生活の幅を広げるためにも是非とも主婦の皆様にも勉強していただきたいのがファイナンシャルプランナーです。
金融機関に勤めている場合
お金を専門的に扱う金融機関にお勤めの方にとって、FPの知識は顧客サービスを図っていく上での必須知識です。
是非とも取得したい資格といえるでしょう。
特にAFPやCFPレベルの資格を持ってれば、人脈も広がりますし、お客様への説得力も大きく変わってきます。
FPの勉強が証券アナリストなど他の資格への足がかりにもなるので勉強をしておいて損をすることは全くありません。
不動産業界に勤めている場合
個人向けの住宅販売に携わる方にとって、特に必要でしょう。
個人が住宅を購入するときは、ほとんどローンを利用します。そのためには、無理のない返済計画を立てる必要があるからです。
ローンを組む上での相談にのってあげることでお客様も安心して住宅の購入をすることができるので、販売戸数を増やせることにもなるのです。
また、不動産関係のお仕事をされている方でしたら、宅地建物取引主任者の資格は必ずと言っていいほど必要になってくると思われます。
宅建取得の足ががりにもFPの勉強は広く役に立つので勉強しておいて損はありません。
他の資格信頼を高める資格
また、公認会計士、税理士、社会保険労務士などの専門家が、信頼度を上げるためにFPの資格を取得する場合も多々あります。
既に税金の専門家である税理士や、投資の専門家である投資顧問業の方がFP資格を取得することで、さらに顧客サービスの幅を広げることができ、顧客獲得・顧客サービスの向上という面からもメリットがあります。
他の資格へのステップアップに繋がる
FP試験では金融に関する幅広い分野で出題されますので、学習する過程で自分がどの分野に興味を持つのかがわかるようになります。
例えば、社会保険や公的年金について更に勉強したいと思えば社会保険労務士に興味を持てるようになるでしょうし、 税金や相続などについて深く興味がわけば税理士になる足がかりになるかもしれません。
何か独立できる資格が欲しい、○○士資格を取得したいけど、何が自分に合ってるのかわからないという場合、 まずFPから入って行くのもいいかもしれません。
公認会計士、税理士を目指そうとしている方の勉強にもFPは適しています。
その他のメリット
▼金融全般の知識を得られる
▼金融商品の長所・短所がわかるようになる
▼研修や勉強会の講師ができるようになる
▼金融分野での執筆の依頼が期待できる
▼世界情勢や歴史に興味が出る
等様々なメリットがFPには存在しています。
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