第00939号-生命保険の責任開始期とは 一日一問FP合格への道
一日一問FP合格への道
2025年10月13日号
VOL.939
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
■本日の問題
生命保険において「責任開始期」とは、申込書提出日・第1回保険料払込日・告知または診査完了日のいずれか遅い時点をいう。
■答えは?
↓
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○正しい
■解説
問題のとおりです。
生命保険における「責任開始期」とは、保険会社が保険契約上の責任を負い始める時点を指します。
責任開始期は、次の3つの条件のうち 最も遅い日とされています。
・保険契約の申込日
・告知または診査の完了日
・第1回保険料の払込日
保険契約は、保険会社がリスクを引き受ける代わりに、契約者が保険料を支払うことで成り立ちます。
したがって、
・契約の申込(意志表示)
・被保険者の健康状態等の告知・診査(リスク評価)
・保険料の払い込み(対価の提供)
の3要素がすべて揃って初めて、保険会社は契約者を保障する正当な理由を持ちます。
このため、3つのうち最も遅い時点をもって責任開始期としています。
「責任開始期」と混同しやすいのが「契約成立日」です。
・契約成立日 … 保険会社が申込を承諾した日を指す。
・責任開始期 … 上記3要件の最遅日。
契約成立日と責任開始期は同一となる場合もありますが、必ずしも一致するとは限りません。
試験では、この両者を区別できるかどうかが問われやすいポイントです。
■出題範囲
リスク管理
編集者:yama