第00885号-住宅ローンの金利の種類とは 一日一問FP合格への道

一日一問FP合格への道
2021年3月15日号
VOL.885

皆さんおはようございます!
今日もFP試験に向けて勉強しましょう!
次のFP試験(5月23日)まであと69日!

■本日の問題

住宅ローンの返済方法には元利均等返済と元金均等返済があるが、返済期間や利率等が同じ条件で借り入れをした場合、総返済額が少ないのは元金均等返済である。

■答えは?



○正しい

■解説

問題の通り、同じ条件で住宅ローンの借入をした場合は元金均等返済の方が総返済額が少なくなります。

以下で金利の種類についてご説明します。

住宅ローンの返済方法には元利均等返済と元金均等返済があります。

まず元利金等返済ですが、これは毎回の返済額(元金+利息)が一定である返済方法です。

その為、最初から最後までの返済計画が立てやすいというメリットが特徴です。

デメリットとしては、長期に及ぶローンにおいて初期の借入元金が減りにくいという点が挙げられます。

しかし、毎月の支払い額が一定なので住宅ローン返済当初の負担が小さく、取り扱っている金融機関も多いため、元金均等返済よりも一般的な返済方法と言えます。

次に元金均等返済です。

元金均等返済はローンの元金部分のみを毎月一定額返済していく方法です。

借入残金は均等に減ってゆく為に、利息が減ると毎回の支払額も減っていきます。

元金均等返済のメリットは元利金等返済と比べて利息の支払い総額が少なくなるという点です。

しかし、住宅ローンのような長期なものになると、初期に支払う負担が非常に大きくなるというデメリットもあります。

入れ替え問題を出されてもきちんと対応できるように、二つの返済方法の特徴をしっかりと覚えて置くようにしましょう。

■出題範囲
ライフプランニングと資金計画

編集者:yama

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