第00043号 住宅ローン 一日一問FP合格への道メルマガ

一日一問FP合格への道
VOL.43

皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(9月13日)まであと32日!

■本日の問題

住宅ローンの返済方法に「元利金等返済」と「元金均等返済」とがあるが、同じ条件で借入をした場合、総返済額が少ないのは「元金均等返済」である。

■答えは?



○正しい

■解説

住宅ローンの主な返済方法に「元利金等返済」と「元金均等返済」とがあります。
まず「元利金等返済」ですがこれは借入金を返済する方法の1つで、毎回の返済額(元金+利息)が一定である返済方法のことです。
住宅ローン返済の方法で「元金均等返済」と比べると、より一般的なものが「元利金等返済」です。
「元利金等返済」は元金と利息分の割合を変化させることで、返済額を一定にしています。なので、住宅ローン返済当初は利息分の占める割合が大きく、元金をあまり減らすことはできません。
そのため「元金均等返済」よりも住宅ローンの総返済額が大きくなってしまうのです。
何故「元金均等返済」よりも一般的なのかというと毎月の支払い額が一定なので、長期の住宅ローン返済の計画が立てやすく、元金均等返済よりも住宅ローン返済当初の負担が小さく、取り扱っている金融機関が多いという点から広く浸透しています。
次に「元金均等返済」です。
「元金均等返済」は、ローンの元金部分のみを毎月一定額返済していく方法です。金利部分は、ローン残高が減るにしたがって徐々に支払額も減少していきます。
よって「元利金等返済」よりも総返済額が少なくなるのです。
総返済額が少ないのに「元利金等返済」よりも一般的ではない理由は、支払い当初の返済額が多くなるため、十分な収入がないと借り入れ審査に通りにくいといった部分や、取り扱っている金融機関が少ないといった部分によるものです。

■出題範囲
ライフプランニングと資金計画

編集者:Yama

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