第00886号-総合福祉団体定期保険とは 一日一問FP合格への道

一日一問FP合格への道
2021年4月12日号
VOL.886

皆さんおはようございます!
今日もFP試験に向けて勉強しましょう!
次のFP試験(5月23日)まであと41日!

■本日の問題

総合福祉団体定期保険とは、法人が契約者となり、その所属員が被保険者となる1年更新の定期保険である。

■答えは?



○正しい

■解説

問題の通りです。

総合福祉団体定期保険とは、役員および従業員の死亡、又は一定の高度障害に対して保険金を支払う1年更新の団体保険のことです。

法人の役員・従業員の遺族の生活保障を目的とし、法人の定める福利厚生規程(弔慰金・死亡退職金規程等)の円滑な運営を行うために作られています。

団体保険とは、主に法人(企業)を単位とした契約です。

加入にあたり一定規模以上であることや、保険加入を目的とした団体でないことなどいくつか満たさなければならない条件もあります。

(10名以上の被保険者が必要など)

しかし、役員や従業員が各々加入する個人保険と比較すると、非常に効率的な保険募集が行えることなどから、比較的安価な保険料が設定されているのが団体保険の魅力の一つです。

前述したように、この団体保険の対象となる団体とは、法人(企業)や協同組合等となっています。

そして、総合福祉団体定期保険の目的は、企業の福利厚生規程による従業員等の遺族保障の支払財源の確保となっています。

福利厚生を目的としているため保険料は全額会社が負担することとなります。

また、加入は告知扱いとなるのですが、被保険者の同意が必要となります。

以下に総合福祉団体定期保険の特徴をまとめておきます。

(a)契約者=法人(企業)
(b)被保険者=役員及び従業員
(c)受取人=被保険者の遺族または法人(企業)
(d)法人(企業)が負担した保険料は、原則全額損金算入が可能。

以上です。

■出題範囲
ライフプランニングと資金計画

編集者:yama

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