FP2級取得で、良い方に回りだした会社生活

大手電気メーカーの総務部に所属しています。

資材部に所属していて、外部からの商品製作のための外部からの購入を15年行ってきました。

いかに安く、いかに安定して材料を調達することに、ずっとこだわって仕事をしてきました。

そのためにも国内市場だけでなく、国外にも目を向けていつもアンテナを張り巡らしてきました。

特に会社としての資金計画と外国製品を扱ったときの税金対策については、業務上詳しくなっていきました。

果たして、自分が４５歳を過ぎたときに、それらの、物の考え方か税金対策とかについての知識は、自分に振り返って個人の生活にも大変、大切であると思うようになり、改めて人生計画について考えてみることにしました。

人生の３大資金と言われる教育資金、住宅資金、老後資金を取り上げていろいろと本を読んで勉強していったのでした。

また同時に、家の買い替えということで不動産のことも横目に睨んだり、丁度親の介護がはじまり相続のことも少し気にはなりだしてきた時期ではありました。

そんな時に、出会ったのがファイナンシャルプランナーの資格でした。

参考書を購入！いよいよ勉強

金融機関に勤めているわけではないので、仕事の上で取得するとアドバンテージが期待できるというわけではありませんでしたが、其の時は「ファイナンシャルプランナーの資格をとれば、今の悩み事がすべて解決できる」という風に強く感じました。

最初に目指したのはファイナンシャルプランナー2級でした。

本屋に行って参考書を「日本経済新聞出版うかる! FP2級・AFP 王道テキスト」を購入して勉強しました。

一般的に、FP（ファイナンシャルプランナー）2級の試験をクリアするための必要な勉強時間は、150〜300時間が目安といわれていました。

大体ならすと、1日2時間勉強する場合は、3〜5カ月程度かかります。

私は覚えが悪いので半年から、8ケ月必要だという風に想定して勉強しました。

ちなみに,合格率は学科試験で40%前後、実技試験で50～60%なので、心して勉強はしました。

なんといっても、受験者の半数近くが不合格となっているため入念な試験勉強が必要です。

基本的には、学生の時の勉強法と同じです。

FP2級合格に向けて勉強するときは、テキストや問題集、過去問題集を理解できるまで繰り返し問題を解くことにつきます。

私の受けたFP技能検定２級の実技試験の試験科目は、資産設計提案業務で、マークシート形式での出題となります。

ちなみに、FP2級が一つの目安で、FP3級は教養程度といった感がしていたのでFP2級を選びました。

勉強しているうちにすぐに気が付いたのですが、通常、２級FP技能検定を受検するためには、

「実務経験２年以上」

「３級資格の取得者」

といった、受検資格が定められています。

それが独学では取得することが出来ないので、日本FP協会の認定講座であるユーキャンのFP講座に、加入して指定の課題を提出し、「２級FP技能検定」の受検資格は手に入れることが出来ました。

資格は実務に大いに役立った

ユーキャンのFP講座は、ついつい孤独になってしまう資格試験の勉強においての、よいヘースメーカーになってくれました。

テキストは最初に購入した参考書とは視点が少し違うので、頭の切り替えができてよかったと思っています。

8ケ月の長丁場の受験勉強期間は、途中でダレが来ますし、合格しても大学受験と違って、劇的に人生が変わるのではないので、つい甘えた姿勢になることもありました。

勉強していて、金融資産運用の科目は、楽しいし、実際にお金が動かないので、ゲームのような感覚で学習できました。

一方、相続・事業承継の科目はあまり日常にっ点がない内容なので、面倒な感じがしました。

家族の理解と協力を得ながら、8ケ月の勉強期間を経て、FP（ファイナンシャルプランナー）2級の試験をクリアすることが出来ました。

資格取得後、半年たった時に社内で社員向けのFP部門を立ち上げることになり、その部門の部長に抜擢されて、そこで部下10人を率いて仕事をしています。