自堕落なギャンブル好きだった私の人生を変えてくれたFP試験

私は元々ギャンブルが大好きな性格で、10代から20代の間はずっとギャンブルに明け暮れて、バイトや就職してからの給料はほとんど残らないような生活をしていました。

パチンコや麻雀から始まり、競馬、競艇、ボート、そして多少給料がもらえるようになると今度は一口馬主や株などまで手を出すようになりました。

30歳を過ぎてある時ふと、「このままだとマズイな」と漠然とした不安に駆られ、そもそもお金って何だろう、お金ってどういう風に付き合っていけばいいのだろうと思い、色々調べていくうちにお金のプロ〈ファイナンシャルプランナー〉という資格があることを知り、それから少しずつ勉強することになりました。

そしてお金に関することに詳しくなりたいと思いが強くなりＦＰの資格を取る決意をしました。

FP試験合格に向けた私の勉強方法

私が資格を取ったのは一般社団法人金融財政事情研究会が主催する3級ファイナンシャルプランニング技能士という資格です。

私は、本屋さんにどこでもあるFP用の参考書を買い、何度も読み返して勉強しました。

テスト勉強もドリル付きの参考書をひたすら解いて勉強しました。

全部で3冊くらい購入したと思います。

予備校などは使わず、完全独学です。

もともとお金も時間もあまりある方ではなく、スクールに行く余裕はありませんでした。

元々金融商品や税金などはなじみがあったのですが、不動産や、相続、保険関係はあまりなじみがなく何度も繰り返し参考書を読むなどしましたが、覚えるのに時間が掛かりました。

税金（タックスプランニング）、金融資産運用は割と得意でしたが、不動産、相続、保険関係が苦手でした。

あとは年金支給年齢や債券の計算式など暗記するものは苦手でしたので、何回も繰り返し勉強しました。

保険関係が苦手だったこともあり、個人資産相談業務を選びました。

個人資産相談は、職場で部下への資産運用アドバイスなどにも役立ちました。

本格的には約半年集中して勉強し、一発合格でした。

3級でしたので、それほど試験問題も難しくなくなかったです。

もちろん満点ではありませんが、50点満点で30点以上取れば合格なので受かってよかったです。

合格証書が届くとやっぱりうれしいものです。

FP試験に合格して役立ったこと

FP試験合格後に役立ったことですが、まず当然ですがお金のことに詳しくなれます。

もちろん、FPで勉強する基本的な知識はもちろんですが、それに付随し、そもそもお金とは何かや、お金の歴史、自分の資産を増やすための知識、税金など様々角度から見えるようになったのが大きいと思います。

そして、ギャンブルは一切やめて、しっかりとした資産運用という形で、お金を増やしていくことができました。

資産が全くなかった私は資格を取ってから10年くらいで数千万円の貯金ができ、それを使って不動産に投資をし、今ではサラリーマンを引退して、不動産賃貸業として生計を立てられるまでになりました。

もちろん、そこまでは色々な苦難もありましたが、ＦＰの資格で得られた知識がたくさん役に立ったことは間違いないです。

また、3級を合格した後は、2級の勉強もして試験こそ受けていませんが2級合格レベルの知識はあると思っています。

こうして資格は取るものという考えだけでなく、勉強して自分の生き方や、考え方にも大きな影響がありとてもありがたい存在だと思っています。

今では、経営者としての立場もあるので、企業経営理論や、財務会計、経済学などが学べる中小企業診断士の勉強もはじめ、更に自分をステップアップできるように頑張っていきたいと思っています。

FPの資格を取ろうと頑張ってる方は是非合格して、人生をより豊かにしていただきたいと思います。