第00019号 金融政策 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.19
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
■本日の問題
日本銀行が行う金融政策のうちの一つに買いオペレーションがあるが、これにはマネーサプライを増加させ、金利を低下させる効果がある。
■答えは
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○正解
■解説
通貨の価値を安定させ、長期的に経済を成長させるために日本銀行は様々な金融政策を行います。
(1)公定歩合操作
公定歩合とは日本銀行が民間銀行に資金貸し出しを行うときの基準金利の事を指します。
(2006年8月、公定歩合から「基準割引率および基準貸付利率」に名称変更されました。)
公定歩合の引き上げ引き下げを行うことにより、通貨量を調整し、経済の安定化を図ります。
(2)預金準備率操作
民間の金融機関は預金者からの預金の払い出しに応えられないとういう状況を避けるために、預金量に応じて一定割合を準備金として日本銀行に預ける事になっています。
この一定の割合を預金準備率と言います。この支払い預金準備率を操作することで通貨量を調整しています。
(3)公開市場操作(オペレーション)
日本銀行が金融市場において有価証券の売買を行い、市場に出回っている通貨量を調整することを指します。
この公開市場操作に「買いオペレーション」と「売りオペレーション」が含まれます。
「買いオペレーション」
何を行うのかというと、市場から有価証券を買い入れ、通貨を市場に放出するのです。
この資金循環(マネーフロー)を行うことで市場の通過が増加し、金利引き下げ(低下)の効果を得るのです。
「売りオペレーション」
これは日本銀行が保有している有価証券を市場に売却し、市場に溢れている通貨を回収することです。
通貨を回収することでマネーサプライが減少し、金利上昇の効果を得ることができます。
※金融機関
お金を余っているところから収集し、足りないところに融通させる機関のことです。
銀行、保険会社、証券会社、信用金庫などが金融機関に該当します。
※有価証券
債券・手形・小切手などを指します。証券そのものに価値がある紙面です。
■出題範囲
金融資産運用
編集者:yama
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