第00026号 贈与税の申告期間 一日一問ＦＰ合格への道メルマガ

一日一問ＦＰ合格への道
VOL.26

皆さんおはようございます！
今日もＦＰ合格に向けてがんばりましょう。

■本日の問題

贈与税の申告期間について。
贈与税の申告期間の期限は、原則として贈与を受けた翌年の2月16日～3月15日までである。

■答えは？
↓
↓
↓
↓

×誤り

■解説

贈与税には、年間110万円の基礎控除があります。これを超えたときは、税務署に申告して納税しなければなりません。

納税方法は、金銭で一括納入が原則となっており、物納制度は導入されていません。

贈与税の申告書の提出期限は原則として贈与を受けた翌年の2月1日～3月15日までです。

しかし、贈与税を一度に支払うことができない場合、贈与税を分割納付する延納という手段があります。

延納の条件は

①金銭で一括して納付することができない正当な理由があること。
②贈与税が１０万円を超えているとき。
③３月１５日までの申告期限を守り、税務署長の許可を得ること。
④担保を提供すること。(ただし、延納期間が３年以内でなおかつ、納税額が５０万円未満のときは担保の提供は不要です。)
⑤延納期間は最長５年で、この期間中に贈与税を全て納付すること。

この5つです。

ちなみに問題の翌年の2月16日～3月15日の申告は所得税の確定申告の申告期間となっています。(2009年2月16日から3月16日までとなる予定です。)

混同しないように注意しましょう。

■出題範囲
相続・事業継承