第00027号 退職所得控除額 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.27
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
■本日の問題
退職所得控除額について。
退職所得の計算において、退職所得控除額は、勤続年数が25年の場合「40万×25年」という計算で求められる。
■答えは?
↓
↓
↓
↓
×誤り
■解説
今回は退職所得空所額の求め方です。
実はこの退職所得空所額、会社に勤めていた期間(勤続年数)によりその額の求め方が変わってきます。
以下にその計算式をまとめます。
①勤続年数20年以下の場合
「退職所得控除額=退職40万円×勤続年数」
②勤続年数20年超の場合
「退職所得控除額=800万円+70万円×(勤続年数-20年)」
この2つのパターンです。
問題では勤続年数25年ということなので②のパターンですね。
つまり、「800万円+70万円×(25年-20年)」になります。結果、退職所得控除額=1200万円ということになるわけです。
また、例えば25年3ヶ月勤続していた場合などで、3ヶ月という1年未満の端数に関してはその端数を1年とみなします。
この場合だと26年勤続していたということになるわけです。
退職所得控除に関する問題は頻繁に出題されるので①と②の計算式は確実に暗記しておいて下さい。
■出題範囲
相続・事業継承
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