第00030号 財形年金貯蓄 一日一問FP合格への道メルマガ

一日一問FP合格への道
VOL.30

皆さんおはようございます!今日もFP合格に向けてがんばりましょう。

■本日の問題

財形年金貯蓄の要件は(1)加入年齢が55歳未満の勤労者 (2)積み立て期間は5年以上に渡り定期的に積み立てる (3)満60歳以降に、5年以上の期間に渡り定期的に受け取ることなどがある。

■答えは?



○正しい

■解説

財形年金貯蓄とは「勤労者財産形成貯蓄」の略称のことで、勤労者が事業主の協力を得て賃金から毎月または、賞与毎に定期的に天引きで行う貯蓄のことを指します。

簡単に言うと、老後に備え、勤労者の財産形成を援助する目的で作られた給与天引きの積み立て制度です。

財形年金貯蓄の要件は問題文に記載した以外にもあり、改めてまとめると、
(1)契約締結時に55歳未満の勤労者であること
(2)事業主を通して賃金から天引きで預入すること
(3)満60歳以降、5年以上年金として受け取ること
(4)年金支払開始時までに据置期間を置く場合は5年以内であること
(5)1人1契約に限ることです。

また、この財形貯蓄には種類があり、「一般財形貯蓄」「財形住宅貯蓄」とがあります。

一般財形貯蓄は貯蓄使途や積立金額などに制限がありません。反対に財形住宅貯蓄住宅の取得や増改築に制限されます。

そして、この財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄を合計して元利が550万円までなら非課税となります。

財形年金貯蓄は単に老後に備えるだけでなく税の面に関しても優遇されている商品です。

金利は預け入れ時または継続時の店頭表示の利率を満期日まで適用します。そしてこの金利には税はかかりません。

しかし、年金以外の目的で解約すると、過去5年間の全利息に20%課税されてしまうことになります。

■出題範囲
ライフプランニングと資金計画

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