第00036号 贈与税の配偶者控除 一日一問FP合格への道メルマガ

一日一問FP合格への道
VOL.36

皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(9月13日)まであと39日!

■本日の問題

配偶者から子供の養育資金を贈与された場合、贈与税の配偶者控除の適用を受けるためには、婚姻期間が20年以上なければならない。

■答えは?



×誤り

■解説

「贈与税の配偶者控除」とは、一定の要件を満たせば贈与税の課税価格から基礎控除の他に『2000万円』控除できるというものです。
(※贈与税の基礎控除額=『110万円』)
「贈与税の配偶者控除」の適用を受けるための一定の要件を以下にまとめます。

(1)居住用不動産または、居住用不動産の建築資金を取得するための金銭の贈与であること。
(2)婚姻期間が20年以上であること。
(3)贈与された(又は取得した)翌年3月15日までにその居住用不動産に居住し、その後も引き続き居住する見込みがあること。
(4)贈与税の申告をすること。
以上の4つが「贈与税の配偶者控除」の適用を受けるために必要な要件で全てを満たす必要があります。
問題文は[子供の養育資金を贈与された場合]という点において間違いです。居住用不動産、またはその建築資金でなければなりません。
ですが、同じ配偶者から贈与を受け財産において、過去にもこの特例の適用を受けている場合は適用できません。
また、居住用不動産の価格が2000万円未満で、控除できない金額がある場合に、他の財産から控除しようとも控除できません。

■出題範囲
相続・事業継承

編集者:Yama

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