第00045号 信用リスク 一日一問FP合格への道メルマガ

一日一問FP合格への道
VOL.45

皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(9月13日)まであと30日!

■本日の問題

債券投資において、元本、債権の利子等が支払われる期日の遅延や、利子、元本やそれらの一部が支払われないリスクの事を信用リスクという。

■答えは?



○正しい

■解説

「信用リスク」(=デフォルトリスク)とは、債券の投資先などのお金を貸した相手が、元本や利息をきちんと遅滞することなく返還してくれるかどうか、という信用力に関するリスクのことで、金融取引の重大なリスクの1つのことを指します。
このように投資先などの相手側の経営状態が悪化すると債務不履行に陥り、社債や貸付債権の元利金の返済が約束通り行われず、損失が発生する恐れがあります。
それを防ぐために信用力に基づいた「格付け」が存在します。
「格付け」とは、信用リスクを判断するため指標の事で、一般に民間の格付機関がAAA(トリプルエー)などの記号を用いて、各企業の信用リスクの安全度を示しています。
格付けの高い(=信用リスクが低い)債券はそれだけ安全性が高いので価格は高くなり、利回りは低くなります。
一方、格付けの低い(=信用リスクが高い)債券は安全性が低いので価格は安くなり、利回りは高くなるのです。
余談ですが、国の信用リスクのことを、カントリーリスクといいます。カントリーリスクは海外投融資や貿易取引を行う際に用いる指標です。

■出題範囲
金融資産運用

編集者:Yama

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