第00051号 固定・変動金利 一日一問FP合格への道メルマガ

一日一問FP合格への道
VOL.51

皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(9月13日)まであと24日!

■本日の問題

原則として、金利上昇局面では固定金利型商品へ、金利下降局面では変動金利型商品への投資が収益性の面で有利である。

■答えは?



×誤り

■解説

金利は様々な要因に左右されながら常に変動しています。
簡単に言えば、景気が良ければ金利は上昇し、景気が悪くなれば金利も下がります。
定期預金などの金融商品を選択するにあたり、少しでも多くの利益を得るために、そんな経済の状況を把握しつつ慎重に選択する必要があります。
「固定金利型商品」は、預入時に定められた利率が満期まで変わらない金融商品です。
「変動金利型商品」は、市場金利の変化に応じて、預入期間中に利率が見直される金融商品です。
それぞれの特徴から、「固定金利型商品」は金利下降局面に、「変動金利型商品」は金利上昇局面に選択する方が収益面で有利です。
なぜなら、「固定金利型商品」は預入時に定められた利率が満期まで変わらない金融商品なので、金利が高くなければ収益が減ってしまいます。
つまり、これから景気が悪くなる時、悪くなり始めた時はまだ金利が高い状態なので、金利が下がり続けても「固定金利型商品」なら預入時に定められた高い状態の利率の恩恵を得られるのです。
逆に「変動金利型商品」は、市場金利の変化に応じて預入期間中に利率が見直される金融商品ですので、金利が上昇していけば、それに伴い「変動金利型商品」の利率も高まります。
よって、金利が上昇していく時期に強いのです。

■出題範囲
金融資産運用

編集者:Yama

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