第00136号 損害保険 一日一問ＦＰ合格への道メルマガ

一日一問ＦＰ合格への道
VOL.136

皆さんおはようございます！
今日もＦＰ合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験（1月24日）まであと55日！

■本日の問題

自動車保険の車両保険加入の契約者が、自損事故を起こした。
契約車両の修理費が５０万円かかるのだが、保険価額は４０万円である。
保険金額が５０万円以上であれば修理費は全額支払われる。

■答えは？
↓
↓
↓
↓

×誤り

■解説

保険金額と保険価額の大きさに注意しましょう。
保険金額は、契約金額のことで保険会社が支払う保険金の限度額の事です。
保険価額は、保険契約の目的（今回の場合は車）の価額（評価額）であり、通常、時価となります。
保険金額が保険価額よりも大きい保険を超過保険といい、超過部分は無効とされるので、今回の支払い限度額は４０万円になります。これは利得禁止の原則に基づいたものです。
利得禁止の原則とは、損害保険では保険は現状を回復するためのものであり、保険金が支払われることによって利益を得るものではないという原則です。

■出題範囲
リスク管理

編集者：Kara