第00152号 在職老齢年金 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.152
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(1月24日)まであと33日!
■本日の問題
在職老齢年金とは、60歳以降給料と年金の合計額が一定額を超える場合に適用される老齢厚生年金の減額制度である。
■答えは?
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○正しい
■解説
在職老齢年金とは問題に記載されているように、60歳以降給料と年金の合計額が一定額を超える場合に適用される老齢厚生年金の減額制度のことです。
つまり、働いて収入を得ているなら老齢厚生年金は少なくても大丈夫でしょうということで、本来受け取れたはずの老齢厚生年金の額がカットされるというものです。
対象者は60歳以上の厚生年金保険の加入者です。
しかし、60歳以上の者でも、自営業者・勤務時間が通常社員の3/4未満の者などは在職老齢年金制度の対象になりません。
どのくらいカットされてしまうかというと、年齢により異なりますが、給料(年収の12分の1)と年金の12分の1の合計額が一定額を超えると、年金が全部又は一部がカットされます。
その基準となるのが総報酬月額相当額と呼ばれるもので『総報酬月額相当額=月の標準報酬月額+その月以前の1年間の標準賞与額の総額÷12』で求めることができます。
年齢別に見ていきます。
(1)60歳代前半(60~64歳)
∟平成21年度価格=28万円
(2)60歳代後半(65~69歳)
∟平成21年度価格=48万円
(3)70歳以上
∟平成21年度価格=48万円
上記の金額を超えると減額調整が行われるということです。
FPの勉強は私生活に活かすことができます。
単に資格を取ることだけを目標にし、知識を詰め込むのではなく今後の自分の人生に活かせるように、着実に知識を増やしていきましょう。
■出題範囲
ライフプランニングと資金計画
編集者:yama
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