第00162号 お年玉 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.162
皆さん明けましておめでとうございます!
2010年も当メルマガを宜しくお願い申し上げます。
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(1月24日)まであと23日!
■本日の問題
子供が祖父からお年玉として1000万円渡された場合、課税の対象となる。
■答えは?
↓
↓
↓
↓
○正しい
■解説
お年玉と聞くと子供の頃はとても嬉しい気分になったものです。しかし、今となっては少し胃が痛くなる感覚を覚えるようになりました…。
お金を貰うという行為によってかかる税金の種類は大きく分けて、所得税・贈与税・相続税の3パターンに分かれます。お年玉はこの中の贈与に当たります。
贈与税とは個人が無償でお金を貰う場合にかかる税金です。
そして、贈与税は受贈者毎に1/1~12/31までの1年間に贈与により取得した財産を全て合計し、110万円の基礎控除額を控除した後、その超えた部分を超累進税率を適用し、贈与税を算出します。
つまり、年間110万円を超えない贈与ならば、贈与税はかかりません。
しかし、本問では1000万円の贈与なので課税対象となってしまい、かかる税金は年間231万円となります。
ほとんどの家庭の場合、贈与税がかかる程のお年玉はないと思いますのでなるほどと思っていただければ結構です。
最後に、既にご存知かと思いますが、「お小遣い」も同様に個人が無償でお金を貰うお金に該当するので贈与税の課税対象となります。
例えばですが、お小遣い等で毎月1500万円程の贈与を受けていた場合には年間1億8000万円の贈与となります。
この場合年間9,000万円近くの贈与税がかかります。ご注意下さい。
■出題範囲
タックスプランニング
編集者:yama
最近のコメント