第00176号 自賠責保険の補償限度額 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.176
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(1月24日)まであと3日!
■本日の問題
自動車保険には、強制保険である自賠責保険と任意保険である民間の保険がありますが、
自賠責保険の補償限度額は、死亡事故の場合、被害者一人当たり一億円までである。
■○か×か?
↓
↓
↓
↓
×誤り
■解説
自動車損害賠償責任保険【自賠責保険】に関する問題です。
自動車事故の被害者保護を目的として、自動車損害賠償保障法(自賠法)があります。
この法律によって、すべての自動車に加入することが義務付けられているのが【自賠責保険】です。
この保険では「1事故当たりの限度額」はありませんが、
被害者一人あたりの限度額は以下の通りです。
死亡:被害者一人当たり3000万円まで
傷害:被害者一人当たり120万円
後遺症など:障害の程度に応じて75~4000万円
となります。
自賠責保険は、運転者・車の保有者を守る保険ではありません。
その車で被害にあう被害者(他人)を保護するのが目的の保険なので、
自分が運転する車で単独事故にあい、怪我や死亡しても保険金は下りません。
また自賠責保険は死亡時の補償金額最高3000万円、後遺障害に対しては最高4000万円の支払いまでで、
時には数億円にもなる近年の高額賠償にはとても対応しきれないのが現状です。
必ず任意保険にも同時加入するべきでしょう!
■出題範囲
リスク管理
編集者:koba
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