第00179号 相続税における配偶者控除 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.179
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(5月23日)まであと117日!
■本日の問題
【相続税における配偶者控除】とは、
配偶者が実際にもらう遺産額が
法定相続分以内、もしくは1,600万円以内であれば税金がかからないと言う制度である。
■○か×か?
↓
↓
↓
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×誤り
■解説
【相続税の配偶者控除】に関する問題です。
正しくは、
【相続税における配偶者控除】とは、
配偶者が実際にもらう遺産額が
法定相続分以内、もしくは1億6000万円以内であれば税金がかからないと言う制度である。
となります。
配偶者は1億6000万円までは相続税がかかりません。
ですのでほとんどの平均的な一般家庭でしたら、
夫が亡くなっても妻が受け取る遺産には相続税はかからない場合が多いのです。
なぜこのような救済措置があるのかといいますと、
夫婦は常に助け合い財産を形作っていきます。
さらに夫婦はだいたいにおいて同年代であるために、
短期間のうちに相続が二回発生してしまい重複して相続税がかかってしまいます。
このようなことを避けるため相続税における【配偶者控除】があるのです。
ちなみに【相続税における配偶者控除】は婚姻関係が一日でもあれば適用可能です。
【贈与税における配偶者控除】では、婚姻関係が20年以上必要ですが、こちらと区別して憶えておきましょう。
■出題範囲
相続・事業継承
編集者:koba
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