第00198号 為替レート 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.198
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(5月23日)まであと90日!
■本日の問題
外貨預金において、中途もしくは満期換金によって受け取った外貨を円に換える場合は、TTBレートを用いる。
■○か×か?
↓
↓
↓
↓
○正しい
■解説
問題文の通りです。
TTBとは『Telegraphic Transfer Buying rate』の略式名称です。日本語では「対顧客電信買相場」となります。
TTBは、顧客が外国通貨を円貨に換える場合の為替レートで、外国為替市場で取引されている為替相場の仲値から取扱い為替手数料を引いて表示されます。
銀行側(買い手)からみて顧客から外国通貨を買取ることになるので「買相場」と言います。
次にTTSです。
これは『Telegraphic Transfer Selling rate』の略式名称です。日本語では「対顧客電信売相場」となります。
TTSは、顧客が円貨を外国通貨に換える場合の為替レートで、外国為替市場で取引されている為替相場の仲値に取扱い為替手数料を加えて表示されます。
銀行側(売り手)からみて顧客に外国通貨を売ることになるので「売相場」と言いいます。
次にTTMです。
これは『Telegraphic Transfer Middle rate』の略式名称となります。日本語では『電信仲値相場』または『仲値』と呼ばれます。
TTMは簡単に言えばTTBとTTSの平均値のことです。
TTBが買値、TTSが売値であるから、その中間値であるTTMは為替レートの実質値とも言えます。
そして、顧客が銀行窓口等で為替の両替を行う場合などに基準となるレートがTTMなのです。
TTBは、TTMから為替手数料を差し引いたもので、TTSは、TTMに為替手数料を加えたものとなります。
■出題範囲
金融資産運用
編集者:yama
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