第00238号 寡婦年金 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.238
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(5月23日)まであと34日!
■本日の問題
寡婦年金の受給は、妻の年齢が65歳以上になってからである。
■○か×か?
↓
↓
↓
↓
×誤り
■解説
寡婦年金を受給することが出来る期間は、妻が60歳から65歳に達するまでとされています。
問題では65歳以上となっているので誤りとなります。
寡婦年金とは、一定期間以上に渡り保険料を納めた夫が年金給付を受けることなく死亡した場合、要件を満たせば妻に対して年金が支給されるというものです。
一種の遺族年金であり、夫の保険料が掛捨てになってしまう事を防止します。
以下に寡婦年金の要件夫と妻の2つに分けてまとめていきます。
▽夫側の要件
(a)死亡した夫は、第1号被保険者としての保険料納付済期間と保険料免除期間の合計が25年以上あること。
(b)障害年金や老齢基礎年金を受給したことがないこと。
▽妻側の要件
(a)夫が死亡した時、夫によって生計を維持されていたこと。
(b)夫死亡当時65歳未満であること。
(c)夫婦の婚姻期間は10年以上あること。
(d)遺族基礎年金を受け取る権利がないこと。
となります。
また、寡婦年金で妻が受け取ることの出来る年金額は、本来夫が受け取ることが出来たであろう老齢基礎年金の金額の四分の三となります。
■出題範囲
ライフプランニングと資金計画
編集者:yama
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