第00306号 ソルベンシー・マージン比率 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.306
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(1月23日)まであと123日!
■本日の問題
ソルベンシー・マージン比率は,保険会社にどの程度の保険金等の支払余力があるかを示す指標であるが,一般に,この値が100%以上あることが健全性の目安になるといわれている。
■○か×か?
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×誤り
■解説
ソルベンシー・マージン比率とは、保険会社に保険金等の支払余力がどの程度あるかを示す指標のことで、一般に,この値が200%以上あることが健全性の目安になるといわれています。
保険は確率的な事象を扱っています。
そのため、通常発生する可能性のある損害額は統計的に予測することができます。
しかし、通常では予測不可能な大規模な損害が発生した場合にも、保険会社はその損害に対する保障を求められます。
その、通常の予測を超えたリスクに対応する余力を示したものがソルベンシー・マージン比率です。
このソルベンシー・マージン比率では200%を基準に各保険会社の支払余力の健全性を判断しており、ソルベンシーマージン比率が200%を下回った時、原則として金融庁から何らかの監督上の早期是正措置がとられることとなっています。
しかし、大手の保険会社ではソルベンシーマージン比率が数千%を超える会社もあり、200%程度では顧客からの信頼を得ることができないのが現状となっています。
■出題範囲
リスク管理
編集者:yama
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