第00356号 公的年金 – 老齢基礎年金の受給要件 一日一問FP合格への道メルマガ

一日一問FP合格への道
VOL.356

皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(1月23日)まであと4日!

■本日の問題

老齢基礎年金は、原則として65歳以上の者で、保険料納付済期間+保険料免除期間+合算対象期間の合計が40年以上の受給資格期間を満たす者が受給することが出来る。

■○か×か?



×誤り

■解説

老齢基礎年金は、原則として「保険料納付済期間(※1)+保険料免除期間(※2)+合算対象期間(カラ期間)(※3)」の受給資格期間の合計が25年以上の65歳以上の者が受給することが出来ます。

もし25年に1ヶ月でも足りなければ老齢基礎年金は受給することはできません。

問題では受給資格期間の合計が40年以上の者となっているので誤りとなります。

ちなみに平成22年度における老齢基礎年金の満額は792,100円となっています。

この満額を受取るためには、40年間(480月)きちんと毎月の保険料を納めておく必要があります。

最後に、老齢基礎年金の支払いは年に6回、偶数月に支給されます。

※1,保険料納付済期間 = 第一号被保険者として保険料を納めた期間、第二号被保険者の期間のうち20歳以上60歳未満の期間、第三号被保険者の期間

※2,保険料免除期間 = 経済的な事情などから国民年金の保険料の納付を免除された期間のこと。
この保険料の免除には、自動的に免除される法定免除と、本人の申請による申請免除、若年者納付猶予や学生納付特例等があります。

※3,合算対象期間(カラ期間)= 受給資格期間には反映されますが、年金額には反映されない期間のこと

■出題範囲
ライフプランニングと資金計画

編集者:yama

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