第00357号 公的年金 – 付加年金 一日一問FP合格への道メルマガ

一日一問FP合格への道
VOL.357

皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(1月23日)まであと2日!

■本日の問題

老齢基礎年金における付加年金とは、第一号被保険者に認められている上乗せ制度のことで、この制度を利用する場合、月額400円の付加保険料を納めることとなる。

■○か×か?



○正しい

■解説

問題の通りです。

付加年金とは、国民年金保険料に月額400円の付加保険料を上乗せして納付することで、65歳から老齢基礎年金を受給する時に、「200円×付加保険料納付月数」分が付加年金として支給されるという制度です。

しかし、付加年金に加入できる人は第1号被保険者と65歳未満の任意加入被保険者に限られています。

更に、保険料の免除を受けている時や、国民年金基金に加入している場合は付加保険料を納めることはできません。

また、老齢基礎年金の繰上げ・繰下げ受給をする場合、付加年金も増減額されます。

では付加年金にはどれだけのメリットがあるのでしょうか?

もし付加年金を10年納めていた場合、付加保険料は400×10年(120月) = 48,000円となります。

これに対して受取れる付加年金は200×10年(120月) = 24,000円となります。

これは2年で元が取れる計算となります。

本体の国民年金ですと、払ってきた保険料の元を取るのに約8年かかります。

それと比較すると付加年金は非常にお得な制度ということがわかります。

国民年金第一号被保険者の方はこの制度の利用を考えてみてはいかがでしょうか?

■出題範囲
ライフプランニングと資金計画

編集者:yama

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