第00391号 建ぺい率の加重平均 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.391
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(5月22日)まであと23日!
■本日の問題
2つの用途地域にまたがって建っている建築物の建ぺい率は、どちらか一方の基準が厳しい方が適用される。
■○か×か?
↓
↓
↓
↓
×誤り
■解説
本問のように一つの建築物が複数の用途地域上に存在している場合、基準が厳しい方の建ぺい率を適用するのではなく、それぞれの建築面積を算出した後に、全体の建ぺい率を算出します。
全体の面積が100㎡の建物が建ぺい率80%の近隣商業地域と、建ぺい率60%の第一種住居地域にそれぞれ50㎡ずつまたがって建築されていた場合を例に計算してみましょう。
また、この建築物は、特定行政庁指定の角地ではありません。
まず、近隣商業地域の部分の建ぺい率ですが、これは、50㎡×80%という計算式なので、算出される建築面積は40㎡となります。
次に、第一種住居地域の部分ですが、これは、50㎡×60%という計算式なので、算出される建築面積は30㎡となります。
2つの建築面積が算出できたので、算出された建築面積を合算して、全体の建ぺい率を算出します。
そうするとその計算式は、(40㎡+30㎡)÷100㎡×100となり、全体の建ぺい率は70%となります。
この計算方法を加重平均といいます。
■出題範囲
不動産
編集者:yama
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