第00512号 相続税の申告書 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.512
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(5月27日)まであと39日!
■本日の問題
相続税の申告書は、相続の開始があったことを知った日から10ヶ月以内に届出をしなければならない。
■答えは?
↓
↓
↓
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×誤り
■解説
相続税において、遺産の総額が基礎控除額以下の場合には、相続税の申告書を提出する必要はありません。
しかし、相続する遺産の総額が、遺産に係る基礎控除額(※注)を超える場合、相続人又は受遺者は相続税の申告書を提出しなければなりません。
また、被相続人から相続や遺贈によって財産を取得した者のうち、相続税の申告書を提出しなければならない者が2名以上いる場合には、それらの者は、相続税の申告書を共同で提出することができます。
相続税の申告をすることで、評価の減額や非課税の規定を設けたり、各種の税額控除を認めて、相続税の税負担の軽減がなされます。
今回の問題は相続税の申告書の提出期間ですが、これは【相続の開始があったことを知った日から10ヶ月以内】ではなく、『相続の開始があったことを知った日の翌日から10ヶ月以内』となります。
よって誤りが正解です。
※遺産に係る基礎控除額=「5,000万円+1,000万円×法定相続人の数」
■出題範囲
相続・事業承継
編集者:yama
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