第00524号 宅地の評価 – 貸家建付地 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.524
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(5月27日)まであと2日!
■本日の問題
確定拠出年金において、個人型は加入者自身が掛金の運営を行うが、企業型では企業側が掛金の運営を行う。
■答えは?
↓
↓
↓
↓
×誤り
■解説
確定拠出年金とは、加入者やその勤務先企業が毎月一定額の掛金を積み立てて、その積立金を加入者自身が運用する制度です。
将来受け取れる年金額は積立金の運用実績に左右され、60歳になるまで受け取ることができません。
更に、確定拠出年金の加入対象は公務員・専業主婦を除く、60歳未満の国民年金第1号被保険者及び第2号被保険者となっています。
つまり、自営業者やサラリーマンが対象ということです。
そして、確定拠出年金には個人型と企業型とがありますが、その運用はどちらも個人が行います。
問題の誤りはこの部分です。
また、個人型は加入者自身が掛金を支払いますが、企業型では個人ではなく企業側が掛金を支払います。
その掛金を加入者が運用するということです。
以下に確定拠出年金の特徴をまとめていきます。
細かい部分も多々ありますが、非常に重要な分野ですので枠組みだけでも理解できている状態にしておきしょう。
■確定拠出年金『個人型』
⇒加入対象者
(a)自営業者等の第一号被保険者。
(b)企業年金、確定拠出年金(企業型)をどちらも実施していない企業の従業員。
⇒掛金限度額
(a)の者は月額68,000円、年間81,6万円。
(b)の者は月額23,000円(※)年間27,6万円。
⇒メリット
(1)拠出時の掛金は全額所得控除。
(2)運用時の運用益は非課税。
(3)老齢給付金受取時は公的年金等控除の対象。
⇒デメリット
(1)運用のリスクを自分で背負う。
(2)途中解約ができない(60歳になるまで引き出せない)
■確定拠出年金『企業型』
⇒加入対象者
(c)企業年金を実施している企業。
(d)企業年金を実施していない企業。
⇒掛金限度額
(c)の場合、月額25,000円(※)
(d)の場合、月額51,000円(※)
⇒メリット、デメリットもほぼ同様。
■出題範囲
ライフプランニングと資金計画
編集者:yama
最近のコメント