第00562号 老齢基礎年金 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.562
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(1月27日)まであと93日!
■本日の問題
老齢基礎年金は、原則受給資格期間が25年以上ある者が60歳から受給することができる。
■答えは?
↓
↓
↓
↓
×誤り
■解説
老齢基礎年金は、原則受給資格期間が25年以上ある者が65歳から受給することができるものです。
問題は60歳となっています。正解は65歳からです。
そして、この老齢基礎年金の給付は受取る人が死ぬまで支払われるようになっています。
つまり終身保険の一種ということです。
ちなみに、平成21年度の老齢基礎年金の満額は792,100円となっています。
次に老齢基礎年金を受け取るために必要な要件として、25年の受給資格期間を満たさなければなりません。
この期間は「保険料納付済期間」+「保険料免除期間」+「合算対象期間(カラ期間)」が25年を超えなければならないということです。
では、もし25年の受給資格期間を満たせなかった場合はどうなるのでしょうか?
この場合はそういった人たちのために「任意加入制度」「特別任意加入制度」というものが用意されています。
「任意加入制度」とは60歳以降65歳まで国民年金に任意加入できるというものです。
そして、この任意加入は受給資格期間が足りない人だけではなく、受給資格期間が短いため年金額を増やしたい人も加入することが出来ます。
「特別任意加入制度」とは65歳時点でも受給資格期間を満たせない人が70歳になるまで国民年金に加入できるという制度です。
しかし、加入できる人は昭和40年4月1日以前生まれの者、というように限られています。
もし、2つの制度を利用しても受給資格期間を満たせない場合は国民年金上の措置はありません。
働いてくださいということです。
将来のことを考え、きちんと年金を払うようにしましょう。
■出題範囲
ライフプランニングと資金計画
編集者:yama
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