第00659号 デフォルトリスク(信用リスク)一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
VOL.659
皆さんおはようございます!
今日もFP試験合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(9月8日)まであと39日!
■本日の問題
債券投資においては,債券の利子や元本の支払が遅延したり,利子,元本の全部ないし一部が支払われないことを,デフォルトリスクといい,一般にデフォルトリスクは格付を参考に判断される。
■答えは?
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○正しい
■解説
「デフォルトリスク」(=信用リスク)とは、債券の投資先などのお金を貸した相手が、元本や利息をきちんと遅滞することなく返還してくれるかどうか、という信用力に関するリスクのことで、金融取引の重大なリスクの1つのことを指します。
このように投資先などの相手側の経営状態が悪化すると債務不履行に陥り、社債や貸付債権の元利金の返済が約束通り行われず、損失が発生する恐れがあります。
それを防ぐために信用力に基づいた「格付け」が存在します。
「格付け」とは、信用リスクを判断するため指標の事で、一般に民間の格付機関がAAA(トリプルエー)などの記号を用いて、各企業の信用リスクの安全度を示しています。
格付けの高い(=信用リスクが低い)債券はそれだけ安全性が高いので価格は高くなり、利回りは低くなります。
一方、格付けの低い(=信用リスクが高い)債券は安全性が低いので価格は安くなり、利回りは高くなるのです。
余談ですが、国の信用リスクのことを、カントリーリスクといいます。カントリーリスクは海外投融資や貿易取引を行う際に用いる指標です。
■出題範囲
金融資産運用
編集者:yama
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