第00697号 退職所得の計算方法 一日一問FP合格への道メルマガ

一日一問FP合格への道
VOL.697

皆さんおはようございます!
今日もFP試験合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(5月25日)まであと107日!

■本日の問題

退職所得は「収入金額-退職所得控除額」によって求めることが出来る。

■○か×か?



×誤り

■解説

退職所得は「(収入金額-退職所得控除額)×1/2」で求めることが出来ます。

最後の「1/2」を忘れないように注意しましょう。

退職所得とは、世間一般でいう退職金のことです。

この退職金の中を細かく見ていくと、退職によって一時金として受取る給与や厚生年金基金、確定拠出年金などがあり、このように退職により一時に受ける所得のことを退職所得といいます。

また、退職所得は、偶発的・臨時的な所得として扱われているため(申告)分離課税となっています。

退職金を貰った人は、「退職所得の受給に関する申告書」を提出することで、勤続年数に応じた税額が計算され、会社側が源泉徴収を行い、課税関係は終了します。

もし、この「退職所得の受給に関する申告書」を提出していなかった場合、退職金×20%が源泉徴収されます。

この時、徴収された税額が大きかった場合、確定申告を行えば多く払い過ぎていた分のお金を取り戻すことが可能となっています。

■出題範囲
タックスプランニング

編集者:yama

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