第00717号 収支相当の原則 一日一問FP合格への道メルマガ

一日一問FP合格への道
VOL.717

皆さんおはようございます!
今日もFP試験合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(5月25日)まであと20日!

■本日の問題

収支相当の原則とは、契約者全体が支払う保険料とその運用益の総額と、保険会社が受取人全体に支払う保険金と経費の総額が等しくなるように保険料を計算することを指す。

■○か×か?



○正しい

■解説

問題の通りです。

収支相当の原則とは、契約者全体が支払う保険料とその運用益の総額と、保険会社が受取人全体に支払う保険金と経費の総額が等しくなるように保険料を計算することを指します。

言い換えると、保険会社が自社に入ってくるお金と、出て行くお金が等しくなるように保険料を計算すること、つまり、収入と支出を同じにするということです。

具体的に説明すると、例えば50歳の男性、1,000人が保険期間1年で3,000万円の死亡保険金の保険契約をしたとします。

50歳の男性の死亡率を1,000分の2とすると、死亡保険金総額(保険会社の支出)は、2,000万円×2人(1年間の死亡者数)= 4,000万円となります。

そこで、この保険金の総額を契約者全体で公平に負担するためには一人当たりいくらの保険料が必要になるでしょうか?

答えは、4,000万円÷1,000人 = 4万円が必要となります。

よって、保険料総額が、4,000万円(=4万円×1,000人)であれば、収入と支出のバランスが取れるというわけです。

実際は、この収支の部分に必要経費等が更に加えられ計算されますが、この原則を理解するうえではその部分まで考える必要はありません。

■出題範囲
リスク管理

編集者:yama

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