第00754号 ソルベンジー・マージン比率　一日一問ＦＰ合格への道メルマガ

一日一問ＦＰ合格への道
VOL.754

皆さんおはようございます！
今日もＦＰ試験合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験（1月25日）まであと100日！

■本日の問題

ソルベンシー･マージン比率とは保険金支払余力を示す指標であり、これが200％未満になると財務省から早期是正措置がとられる。

■○か×か？
↓
↓
↓
↓

×誤り

■解説

早期是正措置を実施するのは、財務省ではなく金融庁によって実施されます。

ソルベンジー・マージン比率とは、保険会社の経営の健全度を示す指標の1つで、保険会社の保険金の支払いリスクに対し、支払い能力がどの程度あるかを示しています。

一般に値が高い方が支払い能力が高く、会社の安全性が高いとされています。

保険会社は、将来の保険金などの支払に備えて責任準備金を積み立てていますが、時には大地震など通常の予測を超えて発生するリスクがあります。

そのような積立金を上回るようなリスクに対応できる支払い能力の有無を判断する基準が、ソルベンシー・マージン比率標です。

この指標は、保険会社の経営状況の判断に用いられ、高ければ経営の健全性が高いということになります。

本問のように、ソルベンシー･マージン比率が200％未満になると、保険会社は保険金支払能力を不安視されます。

そのような場合は、金融庁が破綻を未然に防ぐためや健全性の確保を図るために早期是正措置が取ります。

■出題範囲
リスク管理

編集者：yama