第00770号 不動産登記簿の公信力とはどのようなものか 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
2015年1月9日号
VOL.770
皆さんおはようございます!
今日もFP試験合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(1月25日)まであと16日!
■本日の問題
不動産登記には、公信力が認められている。
■○か×か?
↓
↓
↓
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×誤り
■解説
登記には、公信力が認められていません。
登記の公信力とは、登記上の表示を信頼して不動産取引をし、登記名義人が真実の権利者ではない場合、一定の要件の元ではその権利を取得できることを言います。
日本において登記は、売買契約などにおいて第三者に対抗することができる法的効力を持っています。
しかし、登記の内容と真実の権利関係が食い違っていた場合、その登記内容を真実であると勘違いし取引したとしても、権利を取得できない場合があります。
このことを、公信力がないといいます。
例えば、登記に記録されている権利者Bさんと買主Cさんが売買契約をしたとしても、真の権利者がAさんである場合、権利を取得できないことがあります。
ちなみに、不動産に「公信力」がないのは、登記官が現地調査を行わず、文書だけで登記を処理しているので、取引の実態を把握できないからだといわれています。
https://www.go4fp.com/backnumber/00770/
■出題範囲
不動産
FP合格最前線
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編集者:yama
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