第00804号 不動産における仮登記とは 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
2015年6月19日号
VOL.804
皆さんおはようございます!
今日もFP試験合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(9月13日)まであと86日!
■本日の問題
仮登記には対抗力は無く、順位保全の効力のみ持つ。
■○か×か?
↓
↓
↓
↓
○正しい
■解説
問題の通りです。
仮登記とは、本登記をするために必要な手続き上の要件または実体法上の要件が完備しない場合において、将来その要件が備わったときになすべき本登記の、登記簿上の順位を確保しておくために、あらかじめなされる予備的な登記のことです。
簡単に言えば「予約」みたいなものです。
登記は先願主義の元に成り立っているので、早いもの勝ち主義といった感じなんです。
そのため、仮登記をしておけば、本登記を他の第三者に先にされてしまった場合でも、本登記の申請手続きを正式に行えば、他の第三者に優先して、第一順位の登記権利者になることができます。
ですが、所詮は仮の登記、つまり予約のようなものなので、本登記のように対抗力は存在せず順位保全の効力のみ持ちます。
これに対し本登記は、公信力はありませんが、対抗力は有しています。
つまり、何かトラブルがあった際は、本登記をしていない仮登記の状態では法的には守られませんよということです。
https://www.go4fp.com/backnumber/00804/
■出題範囲
不動産
FP合格最前線
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バックナンバー
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編集者:yama
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