第00821号 退職所得控除額の計算方法 一日一問FP合格への道メルマガ
一日一問FP合格への道
2015年12月21日号
VOL.821
皆さんおはようございます!
今日もFP試験に向けて勉強しましょう!
次のFP試験(1月24日)まであと34日!
■本日の問題
退職所得の計算における退職所得控除額は、勤続年数が35年の場合は、「70万円×35年」により計算される。
■○か×か?
↓
↓
↓
↓
×誤り
■解説
退職所得控除とは、課税の対象となる退職所得を計算する時に控除される金額の事です。
退職所得の計算における退職所得控除額は、勤続年数が35年の場合は、「800万円+70万円×(35年-20年)」と計算されます。
勤続年数の端数は、たとえ1月でも働いていれば、それも1年として考えられます。
例えば、実際の勤続年数が34年と1月の場合は、勤続年数35年として退職所得控除額を計算します。
また、退職所得控除額では勤続年数に応じて金額が変わってくる点にも注意が必要です。
■勤続年数20年超の場合
800万円+70万円×(35年-20年)
■勤続年数20年以下の場合
40万円×勤続年数
(ただし、80万円に満たない場合は80万円)
※障害者になったことが直接の原因で退職した場合には、上記の方法により計算した額に、100万円を加えた金額が退職所得控除となります。
https://www.go4fp.com/backnumber/00821/
■出題範囲
タックスプランニング
FP合格最前線
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バックナンバー
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編集者:yama
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