第00856号 公的介護保険の第一号被保険者が負担する保険料 一日一問FP合格への道

一日一問FP合格への道
2018年6月18日号
VOL.856

皆さんおはようございます!
今日もFP試験に向けて勉強しましょう!
次のFP試験(9月9日)まであと83日!

■本日の問題

公的介護保険の第一号被保険者が負担する保険料は、全国一律である。

■答えは?



×誤り

■解説

公的保険介護保険制度とは、「社会全体で高齢者の介護を支えあう」という理念のもとに2000年に創設された制度です。

公的介護保険の第一号被保険者は、市町村や特別区に住所を有する65歳以上の者を指します。

公的介護保険制度の被保険者は40歳以上の全国民であり、年齢により2つに区分され、この区分により保険料や給付要件等が異なります。

この制度の保険者は市町村及び特別区で、被保険者から徴収した保険料と公費により運営されます。そして、負担する保険料は市区町村により異なります。

よって全国一律であるという部分が誤りとなります。

ちなみに公的介護保険の第一号被保険者とは、65歳以上の者が対象となります。

保険料は所得に応じて決定され、基準額に対し0.5~1.5倍の範囲での軽減・割増がある。

給付要件は要支援1、2や要介護1~5として認定を受けた者となります。

大体、寝たきりや痴呆等の介護が必要になったとき認定が受けられるといえるでしょう。

次に第二号被保険者ですが年齢区分は40歳~65歳未満までの医療保険加入者となります。

保険料は医療保険の保険料と一緒に納付されます。

受給の対象者は末期がん患者や初老期痴呆や脳血管疾患等の加齢に伴う特定疾病により介護が必要になった者となります。

https://www.go4fp.com/backnumber/00856/

■出題範囲
ライフプランニングと資金計画

FP合格最前線

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バックナンバー
https://www.go4fp.com/backnumber/

編集者:yama

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