第00863号-投資信託における運用について 一日一問FP合格への道

一日一問FP合格への道
2019年01月21日号
VOL.863

皆さんおはようございます!
今日もFP試験に向けて勉強しましょう!
次のFP試験(1月27日)まであと7日!

■本日の問題

投資信託の運用時において、ベンチマークを上回る成果を目指す積極的な運用手法をパッシブ運用という。

■答えは?



×誤り

■解説

投資信託の運用において、その運用手法には「アクティブ運用」と「パッシブ運用」があります。

まず問題に出てきた「パッシブ運用」ですが、これは市場の平均的な収益を目指して平均指数に連動した運用を行うものです。

「アクティブ運用」と比較すると売買回転率が低く、取引に関わるコストが少なく、個別証券の詳細な調査や分析を行わないため運用報酬が低く抑えられます。

利率は低いですが比較的安全な手法でリスクも低いので「アクティブ運用」よりも「パッシブ運用」を選択する投資家の方が多いです。

これに対し「アクティブ運用」は、投資家から資金を調達した運用会社が積極的なリサーチを行い、そのデータに基づき、より成長が期待できる銘柄を選別し、ベンチマークを上回る運用成果を目指すものを指します。

いかに利益を出すかが重要視される運用方法で運用コストの面などを考慮するとリスクが高いものだといえるでしょう。

問題の説明は「パッシブ運用」ではなく「アクティブ運用」のものです。

よって誤りとなります。

また、「ベンチマーク]とはその投資信託が運用の目安としている指数のことを指します。

日本においては【日経平均株価】や、東証一部全体の動きを表す【TOPIX】がこれにあたります。

運用会社はこの「ベンチマーク」を基準に資金を運用します。

更に投資家側はこれを基準にして運用会社の業績の良し悪しの判断します。

■出題範囲
金融資産運用

FP合格最前線

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バックナンバー
http://www.go4fp.com/backnumber/

編集者:yama

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