第00868号-逓減定期保険とは 一日一問FP合格への道

一日一問FP合格への道
2019年7月22日号
VOL.868

皆さんおはようございます!
今日もFP試験に向けて勉強しましょう!
次のFP試験(9月8日)まであと48日!

■本日の問題

逓減定期保険(ていげんていきほけん)とは、期間経過に応じ一定期間ごとに保険金額を減らしていくタイプの定期保険である。

■答えは?



○正しい

■解説

問題文の通りです。

逓減定期保険は定期保険の一種で、保障額が期間経過に応じ、一定額または一定率で減少していくタイプの定期保険のことです。

定期保険とは、定められた一定期間を保障する保険で、その掛金の全てが契約終了時に掛捨となるものを指し、掛け捨て保険とも呼ばれています。

どのような定期保険があるのか以下にまとめていきます。

(1)平準(へいじゅん)定期保険

⇒契約時の保険金額が、契約満了時まで変動しない最も一般的な定期保険です。普通定期保険とも呼ばれています。

定められた保障期間内に万一のことが発生した場合、死亡保険金が支払われ、期間が終われば保障は無くなります。

(2)逓減(ていげん)定期保険

⇒前述しましたが、逓減定期保険は定期保険の一種で、保障額が期間経過に応じ、一定額または一定率で減少していくタイプの定期保険のことです。

保険料は契約期間を通じて一定のため、契約時の保障額が同じであれば、平準定期保険よりも掛金が割安になります。

子供の養育費用や住宅ローン等の借金といった責任・債務の減少に沿って保険金額を減らす事ができるため、合理的であるともいえます。

(3)逓増(ていぞう)定期保険

⇒逓増定期保険とは、保障額が期間の経過に応じて、一定額または一定率で増加していく定期保険です。

保険料は契約期間を通じて一定のため、契約時の保障額が同じであれば、平準定期保険より掛金が割高になります。

また、責任準備金が積み立てられる形になるため貯蓄性も有しており、保険金と退職金を同時に確保するために加入する場合も多いです。

(4)収入保障保険

⇒収入保障保険とは、定期保険の新しいパターンとして、保険金が一時金ではなく年金形式で支払われる定期保険のことです。

定めらた期間だけ支払われる確定年金タイプと、定められた期限まで支払われる確定限定タイプがあり、確定期限タイプは保険事故発生日によって、支払い総額が変化します。

■出題範囲
リスク管理

FP合格最前線

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バックナンバー
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編集者:yama

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