第00880号-人身障害補償保険とは 一日一問FP合格への道
一日一問FP合格への道
2020年10月12日号
VOL.880
皆さんおはようございます!
今日もFP試験に向けて勉強しましょう!
次のFP試験(1月24日)まであと105日!
■本日の問題
人身障害補償保険とは、自動車事故により本人が死亡・障害等の被害を被った場合、過失の有無と示談の結果から損害額が決定され支払われるものである。
■答えは?
↓
↓
↓
↓
×誤り
■解説
人身障害補償保険とは、自動車事故により本人が死亡・障害等の被害を被った場合、過失の有無にかかわらず、示談の結果を待たずに損害額が支払われるものです。
問題のように障害等の被害を被った場合、過失の有無と示談の結果から損害額が決定され支払われるものではありません。
事故後の示談交渉を待たずに迅速に損害額が支払われるのはとても大きなメリットです。
示談交渉が長引くという事態はよくあることなので、まとまった金額が必要な場合が多い事故の際にはとても有効的な保険です。
ただし、受け取れる保険金は加入時に設定した保険金額までになります。
更に、人身障害補償保険は「実損払い」の保険で、本人の過失分も含めて、入院・通院費等の治療費や休業補償、慰謝料なども全額補償してもらえる保険です。
おそらく聞きなれない保険だと思いますので、以下に人身障害補償保険の特徴をまとめていきます。
▼人身障害補償保険
(1)示談交渉の結果に関係なく保険金を受け取れる。
(2)実際にかかった損害額を補償してもらえる。
(3)車に乗っていないときの事故も補償。
(4)単独事故も補償。
(1)(2)については最初に説明したとおりです。
(3)は、契約者とその家族であれば、歩行中でも自動車事故が補償されるということです。
(4)は、自分の不注意で電柱にぶつかってしまったという時などのように相手のいない単独事故の損害も補償されるというものです。
しかし、便利な保険ではあるものの、保険料が高くなってしまうというデメリットもあるので、慎重に検討をしたほうがいいでしょう。
■出題範囲
リスク管理
編集者:yama
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