第00058号 不動産鑑定評価 一日一問FP合格への道メルマガ

一日一問FP合格への道
VOL.58

皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(9月13日)まであと17日!

■本日の問題

不動産価格を算定する場合の不動産鑑定評価の基本的な手法として、原価法・取引事例比較法・収益還元法の3つの手法がある。

■答えは?



○正しい

■解説

問題文の通り、不動産価格を算定する場合の不動産鑑定評価の基本的な手法として「原価法」「取引事例比較法」「収益還元法」の3つの手法があります。
以下にそれぞれの説明を記していきます。

「原価法」
対象不動産の再調達原価を基に不動産を鑑定評価するもの。
つまり、仮に同じ不動産をもう一度調達した場合にかかる原価がいくらなのかを求め、そこから不動産の鑑定評価を行うというものです。
例えば築10年の一戸建て住宅の場合、今現在まったく同じ住宅を同じ土地に建てた場合、どのくらいの費用がかかるかを調べ、新築から10年間経過した分の価値の低下を織り込み、不動産の価値を推定していくといったものです。

「取引事例比較法」
近隣の取引事例を基に、不動産の価値を評価する手法のことを指します。
近隣の似たような条件の不動産が、どのくらいの価格で取引されたかを調べ、鑑定評価対象の不動産と比較して価値を評価します。
つまり、同一マンション内のある部屋が取引されていた場合など、その部屋の実際の取引価格に基きながら他の部屋の価値を推定していくといったものです。

「収益還元法」
不動産から得られる収益面から、不動産価値を評価する手法を指します。
「収益還元法」は、その不動産によって、どの程度の収益が生み出されるかという点から、不動産を鑑定評価するというものです。
例えば同じ間取りでも、立地条件などの様々な条件からその不動産価値は変化してきます。
そのような様々な条件を考慮した上で不動産の価値を算定する方法です。

以上の見分け、軽い説明はできるようにしておいて下さい。

■出題範囲
不動産

編集者:Yama

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