第00898号-変動金利と固定金利 一日一問FP合格への道

一日一問FP合格への道
2022年5月16日号
VOL.898

皆さんおはようございます!
今日もFP試験に向けて勉強しましょう!
次のFP試験(5月22日)まであと6日!

■本日の問題

投資において、金利上昇局面では変動金利型商品へ、金利下降局面では固定金利型商品への投資が収益性の面で有利であるとされている。

■答えは?



○正しい

■解説

問題文の通りです。

金利は様々な要因に左右されながら常に変動しています。

一般的には、景気が良ければ金利は上昇し、景気が悪くなれば金利も下がります。

定期預金や住宅ローンなどの金融商品を選択するにあたり、少しでも多くの利益を得るために、そんな経済の状況を把握しつつ慎重に選択する必要があります。

「固定金利型商品」は、預入時に定められた利率が満期まで変わらない金融商品です。

例えば、住宅ローンで変動金利型のローンと固定金利型のローンがあることは皆さんご存知でしょう。

変動金利の場合はその時々の金利にあわせて支払うローン金額が変化しますが、固定金利の住宅ローンの場合はその固定期間の間は契約時に定められた金利が市場の金利にかかわらず変更されることはありません。

「変動金利型商品」は、市場金利の変化に応じて、預入期間中に利率が見直される金融商品です。

それぞれの特徴から、「固定金利型商品」は金利下降局面に、「変動金利型商品」は金利上昇局面に選択する方が収益面で有利とされています。

「固定金利型商品」は預入時に定められた利率が満期まで変わらない金融商品なので、金利が高くなければ収益が減ってしまいます。

これから景気が悪くなる時、悪くなり始めた時はまだ金利が高い状態なので、金利が下がり続けても「固定金利型商品」なら預入時に定められた高い状態の利率の恩恵を得られるのです。

逆に「変動金利型商品」は、市場金利の変化に応じて預入期間中に利率が見直される金融商品ですので、金利が上昇していけば、それに伴い「変動金利型商品」の利率も高まります。

よって、金利が上昇していく時期に強いという特徴があります。

■出題範囲
金融資産運用

編集者:yama

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