第00903号-逓減(ていげん)定期保険とは 一日一問FP合格への道
一日一問FP合格への道
2022年10月10日号
VOL.903
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(1月22日)まであと104日!
■本日の問題
逓減定期保険とは保険金額が毎年減少する掛け捨て型の死亡保険である。
■答えは?
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○正しい
■解説
問題の通りです。
逓減(ていげん)定期保険は定期保険の一種で、死亡・高度障害保障だけに絞った掛け捨て型の保険であり、受け取ることが出来る死亡保険金が期間経過に応じ、一定額または一定率で減少していくタイプの定期保険のことです。
保険料は契約期間を通じて一定のため、契約時の保障額が同じであれば、平準定期保険よりも掛金が割安になります。
子供の養育費用や住宅ローン等の借金といった責任・債務の減少に沿って保険金額を減らす事ができるため、合理的であるともいえます。
デメリットとしては、毎年保障額が減っていくため、加入当初での死亡と満了近くの死亡では合算での受け取る保険金が違うことや、途中年次での保障額がすぐにわからないといった部分、貯蓄性はほとんど有さない等が挙げられます。
最近は収入保障保険が有名ですが、収入保障保険は毎月保険金額が減っていくのに対し、逓減定期保険は毎年保険金額が減っていきます。
また、保険金の受取り方にも違いがあります。
収入保障保険は毎月一定額を受け取る場合と一括で受け取るどちらかを選択することができますが、逓減定期保険は一括で受け取ることしかできません。
その場合、保険金にかかる税金として相続税が発生する可能性があります。
どちらの保険を選ぶかは契約者次第ですが、最近の主流は収入保障保険となっています。
■出題範囲
リスク管理
編集者:yama
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