第00911号-収益還元法とは 一日一問FP合格への道

一日一問FP合格への道
2023年6月12日号
VOL.911

皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(9月10日)まであと90日!

■本日の問題

収益還元法とは不動産の鑑定評価において、将来的に生み出されるであろう利益をベースに、不動産価格を求める評価方法である。

■答えは?



○正しい

■解説

問題のとおりです。

収益還元法とは対象不動産が生み出すと期待される利益に着目して価格を求める手法です。

収益還元法はさらに直接還元法とDCF法に分けられます。

直接還元法とは、一期間の純収益を還元利回りで還元して価格を求めるものです。

DCF法とは、複数年を対象とした純収益と売却価格までを現在価値に割り出して統計し、収益性の判断とするものです。

※純収益=賃料収入から管理費などの経費を差し引いたもの。
※還元利回り=不動産の年間賃料等収入に対する投資額の割合。

不動産の鑑定評価方法には他にも以下のようなものがあります。

▽原価法

=再調達価格を求め、減価修正を加えて価格を求める手法をとるものです。

既成市街地など再調達価格が出しにくい場合は適用が困難という欠点があります。

▽取引事例比較法

=類似する多くの事例を収集、選択し、必要に応じて時点修正や事情補正を加え価格を求める手法です。

以上の3つが不動産鑑定評価を行う際に採られる手法です。

鑑定評価を行う場合は出来るだけ3方式を併用するよう努めなければならないとされています。

■出題範囲
タックスプランニング

編集者:yama

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