第00920号-死因贈与とは 一日一問FP合格への道
一日一問FP合格への道
2024年3月11日号
VOL.920
皆さんおはようございます!
今日もFP合格に向けてがんばりましょう。
次のFP試験(5月26日)まであと76日!
■本日の問題
死因贈与とは、贈与者が財産を無償で与える意思を表示するだけで成立し、贈与者が死亡したときにその効力を生じる。
■答えは?
↓
↓
↓
↓
×誤り
■解説
「死因贈与」とは、自分が死んだときに、指定した財産を特定の人へ渡すことを約束する契約行為です。
死因贈与が成立するためには、贈与者と受贈者の両者の合意が必要となり、贈与者が死亡した時点で効力が発生します。
よって、問題の【贈与者が財産を無償で与える意思を表示するだけで成立】という箇所が誤りとなります。
▼贈与者にとってのメリット
・希望の相手に確実に財産を渡すことができる
・口頭でも契約できる
▼受贈者にとってのメリット
・不動産の場合、生前に仮登記ができる
・契約した負担内容を開始すれば、撤回ができなくなる
———————-
▼贈与者にとってのデメリット
・家族(相続人)と争いになりやすい
・負担が一度履行されれば、撤回できない
▼受贈者にとってのデメリット
・登録免許税、不動産取得税が高くなる
・金額によっては相続税がかかる
・死因贈与の財産も遺留分の対象になる
■出題範囲
相続・事業承継
編集者:yama
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