約3か月半の勉強でFP3級に一発合格しました。

私は今から10年ほど前にFP3級の試験を受け、学科実技ともに一発で合格しました。

それまでは接客販売や介護、福祉関係の仕事をずっとしており、金融や保険に関する仕事は全くしたことがありませんでした。

FP3級を受検しようと思ったきっかけは、将来自分ができる仕事の幅を増やしたいと思った上、FP自体は国家資格なので転職をするにあたって有利になるかもしれないと思ったからです。

当時は福祉関係の仕事をしていましたが、この仕事はとにかく体力勝負なので将来年を重ねた時に福祉関係では働けなくなる可能性があるのではということを危惧し、福祉関係とは別の分野の資格を取りたいと思っていました。

資格を取得するには指定の養成機関に行ったり実務経験が必要なものが多いのですが、FP3級は養成機関を出ることや実務経験は不要だったので勉強をある程度すれば資格取得が可能だと思って選びました。

それらに関する知識が全くないような状態で受検をしましたが、受検を決意したのは試験日の約4か月ほど前であり、実際の勉強期間はだいたい3か月半程度でした。

またパートタイムの主婦で金銭的に余裕がなかった上、インターネット上の口コミではFP3級は独学でも合格している人が多くいるというのを知り、私も完全に独学でやっていました。

私が何かしらの勉強に取り組むのは大学受験をしていた時以来であり、まずは勉強する習慣から身に着けないといけないと思いました。

当時は既婚で子どもこそいませんでしたが、普段は福祉関係のパートタイムで1日5時間ほど勤務をしていたことから、勉強は仕事や家事の合間を縫ってやっていました。

独学で3か月半という短期間しかなかったので、1日あたり3時間から4時間ほどは勉強をしていました。

私の勉強法は先に用語や内容についてノートにまとめるといったような主に記憶中心の勉強をしていくのではなく、少し参考書を読んで知識を身に着けたら問題集をやっていくというものでした。

少ししか知識を身に着けていないので当然最初のうちは問題集をやってもほぼ間違っている状態でした。

しかし間違った問題を含めて何回も問題集をやっていくうちに、その問題にある内容に関しては覚えていくようになり、最終的には知識が身に付くというものです。

このようなやり方で勉強をしていたので、使用する問題集は1冊のみならず2～3冊は持っていました。

資格試験の問題集は数がそう多くないうえ、1冊あたりの価格もだいたい1500円から2000円はするものが多いため多少はお金がかかりました。

ですが、もしFPの資格の講座を受講したら多ければ10万円はかかってしまうということを考えると多めに問題集をそろえても合計で1万円程度だったのでまだ安い方だったのかもしれないと思っています。

内容に関しては勉強しなくても日常生活で知るような情報ではないうえ、込み入った内容の問題もあることから、普段金融や保険に関する仕事をしている人でもある程度の受検勉強は必要だと思います。

試験内容は私が受験した年はそれほど難しくはなかったようで、自己採点でも学科試験に関しては9割以上の得点を取り、実技試験は8割程度の正答率でした。

日本FP協会のFP3級の試験については全てマークシート式なので、予めその選択肢の中に解答はあります。

なので前もって受験勉強をきちんとしているのであれば、よほどマーク違いや名前の記入忘れがない限りは合格できるものだと思っています。

実際FP3級の合格率は学科実技ともに毎年8割を超えていることが多い上、得点率は6割を超えれば合格の可能性が高いため、焦ることなく毎日時間をかけて勉強するのが重要だと思っています。