人生の不安を減らすためにFP3級の取得を目指した時の勉強法・合格体験記
kyonsyさん(24歳 男性 愛媛県 行政書士)からいただいたFP合格体験記です。
大学1年生の時、何かの資格を取得してこれから先の人生の不安を減らしたいと思い、FP試験の受験を決意したkyonsyさん。
過去問を繰り返し解くことが大切だと考えていたkyonsyさんは、早速過去問に挑戦をします。
しかし、簡単だと言われていたFP試験でしたが難解な専門用語や計算問題が多く、勉強は中々進みませんでした。
少しでも勉強を進めるために他の参考書にも手を出そうか悩んだkyonsyさんでしたが、手を広げすぎても成果は出ないと考えて、ひたすら過去問を解くことを繰り返します。
金融関係の仕事において重宝されるFP。
日本でも人気の資格として有名なFPに合格することができた私の体験記について話します。
人生の不安を減らすためにFP試験を決意
受験を志したのは大学1年生の時、「何かしらの資格を取り人生に対しての不安を紛らわそう」という動機で勉強を開始しました。
このようにFPに対してのこだわりは特にありませんでした。
勉強方法は至ってシンプルで過去問だけ。
昔から基本問題集などの過去問として出ていない問題を扱うことが非効率だと感じていたので本当に過去問だけで挑みました。
勉強に関してはある程度自信があったのですが、いざ始めると専門用語がたくさん出てきたりして苦戦を強いられました。
そこで私は難解な言葉が出てきては調べ出てきては調べを繰り返し言葉の壁というものはどんどん取り除くことにしました。
言葉がわかればそこまで難しいとは感じませんでしたので、お金についての勉強はこんなにも楽しいのか?!という気持ちで毎日1日も欠かさずに勉強をしていました。
無策でFPの試験勉強を続けていると…
そのまま勉強を続けていると、次は実技があることに気がつきました。
普段からあんまり調べることのない私の悪い癖で勉強を開始してから4ヶ月ぐらいまでは気がつきませんでした。
焦りを感じ実技の合格点、難易度、日程、勉強法とありとあらゆるものを調べ、残り少ない勉強期間に組み込みました。
調べてようやく私は計算問題がたくさんあることに気がつきました。
私は計算問題がやたらと苦手で小学校、中学校、高校と全ての算数と数学を苦手にしてしまった原因でもあります。
ものすごく焦り、過去問を書店に向かい購入するとすぐさま勉強に取り組みました。
世間一般的にはFP3級の合格率は60パーセントを超えており、簡単な部類に位置するという認識で広がっています。
数字アレルギーを克服しつつ合格に向けて勉強
学科まで私も「簡単じゃん!余裕。余裕」と感じていましたが、実技の方で私の考えは完全に打ち砕かれました。
「文章の意味がわからない」
ガチガチの数字アレルギーでした…
焦っても仕方ないのですが私は多くの問題を見てひたすら暗記をすることにしました。
完全に文系モードです。
かといってここはこの数字を覚えておけばいいと考えたわけではなく、その回答に行き着くまでの過程をひたすら声に出して覚えていきました。
私の中学高校での数学突破法でどうにかアレルギーを克服し、問題文もわかるようになりました。
ここで始めて電卓を使っていいことに気がつきました。
いい加減にしろと思うかもしれませんが至って真剣です。
ある程度過去問も覚えてもまだ不安だった私はまだやらなければいけないと思い、違う参考書に手を出そうとします。
勉強には悪いということも薄々感じてはいたものの隣の芝は青く見えるように書店に並んでいる参考書たちがキラキラ光っているように見えました。
悩んだ結果、誘惑に勝ち帰宅。
また同じ参考書を使い始めました。
FP試験は事前のリサーチがとても重要
もう大丈夫だと断言できるレベルにまで仕上げることができ、試験日の9月になりました。
今までの勉強の成果がこの1日に集約されるのだと思うとものすごく緊張しました。
隣からなるカツカツとした音が試験の終盤になってから気づくほど集中していました。
手応えはバッチリでした。
そうして私は全力を出し合格することが出来ました。
問題は次、世間一般的には実技の方が簡単ということらしいですが、私の場合は別。
過去1番の緊張を感じていました。
試験問題は当然見たことのある問題だったのですが緊張しすぎて一瞬頭が真っ白になりましたが、どうにか耐え凌ぎ最後まで解ききることが出来ました。
それでも不安だったので「この問題の解き方は合っているのか?」「計算はバッチリか?」を合計7回ぐらいは確認しその甲斐あってか合格をすることが出来ました。
これまでの経緯を見ると正解と呼べる方法は少なく感じるかと思いますが、それもまた経験の一つで今の私からすると成長する機会だったんだなと常々感じました。
皆さんはくれぐれもリサーチをしっかりした上で勉強に取り組んでください。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
kyonsyさん、とても参考になるFP合格体験記をご投稿いただきありがとうございます。
試験勉強を進めていくと何度も知らない単語や難しい問題という壁に当たることがあります。
このときに新しい参考書や問題集に手を出してしまうこともあるかとは思いますが、これは悪手です。
やるべきこが広がってしまい、結局勉強が中途半端になってしまう原因になることがあります。
難しい問題や単語にあたったときは冷静に参考書を読むなどしてじっくり理解をしていきましょう。
FPは生活に直結する知識が沢山手に入る資格試験です。
3級だけでも生活をするうえでは十分な知識が手に入るので是非受験をしてみてください。
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