予備校・塾なしでも1週間で合格できた!FP3級ゲーム感覚の勉強方法

ゆきこさん(38歳 女性 大阪府 会社員)からいただいたFP合格体験記です。

仲の良い友人がFPに合格したことを知り、私にもできるかもしれないと思い、FPの試験を受けようと決意したゆきこさん。
お金のことは全く知らず、保険にすら入っていなかったゆきこさんは、数字や計算式を見たくもなかったそうです。
ですが、普段勉強をするようなことがない友人がFPに受かったということから、興味本位で受験を決意したそうです。
早速参考書と問題集を買い、勉強を始めてみたもののなかなか進まなかったそうです。


私がファイナンシャルプランナーの試験を受けようと思ったきっかけは、いつも仲良くしている友人から合格した!という話を聞いたことでした。

それまで私はお金のことなんて考えてこともなかったし、保険にも入っていません。

そもそも数字や計算式を見るだけで頭痛がするので、自分には一生縁のない資格だと思っていました。

でも、友人も私と同じようなタイプで、普段勉強をすることにもあまり慣れていない子だったのです。

それなら私でも受かるかもと思い、興味本位で受験してみることに決めました。

参考書や問題集を買ってみたものの、全く終わる気がしなくて焦っていた

お金のことや基本的なことが何もわかっていませんから、まずはいちばん易しいFP3級で十分だろうと思い、そちらに申し込みをしました。

勉強は独学でするつもりでしたので、さっそくインターネットの情報をもとに参考書の候補を絞り、その中から書店で実際に本を手に取って決めました。

私は「ユーキャンのFP3級 きほんテキスト」と、それと対になる問題集を揃えました。

このシリーズは32日で完了するという謳い文句です。

参考書はどれも分厚くてこれを全部読むの?と気が遠くなります。

だからだらだらと長くやるのは自分には向いていないだろうと思っていて、32日間だけ頑張ればいいんだと思えばできる気がしたのと、キャラクターの猫が可愛くて楽しく勉強できそうなことが決め手でした。

実際に参考書を手に入れて、勉強を始めたのは良かったのですが……

まずは参考書を一周軽く読んでみよう!と思って始めたのですが、なじみのない言葉や難しい内容で理解が難しくてとても焦りました。

難しいから少しでも理解しようとして、1日分のテキストを読むのにもすごく時間がかかり、32日では到底終わりませんでした。

必死に読んでも頭に入らないし、問題集を解いてみてもうまくいきません。

日に日に試験日が迫ってきて、予定通りに勉強が進まなくて、分厚い本がプレッシャーになってきてしまいました。

勉強は試験の3ヶ月前から始めたはずなのに、試験がいよいよ1週間前に迫ってきてもテキストを1周することもできていませんでした。

ここから塾や予備校を探しても間に合いません。

勉強が全く捗らなかった時にネットで見つけた「過去問道場」が私の助けになった

とにかく過去問を解くのがいいよ、と友人のアドバイスを受けて問題集や公式サイトの過去問を解いてみたのですが、不正解ばかりでますます焦りが募っていきます。

FP3級は比較的かんたんに受かることができる、と事前に情報を得ていたので、なにかコツがないかとインターネットの情報を探していましたところ、ぐうぜん「FP3級過去問道場」というサイトを見つけました。

https://fp3-siken.com/kakomon.php

こちらのサイトです。

こちらは過去問が次々に出題され、ゲーム感覚で正解を選ぶ。

そうすると解説が出てきて、正答率も出してくれるというサイトです。

とにかく膨大な数の過去問がありました。

直感的にこれだ!と思い、過去3年分の過去問を解き続けました。

○×を選ぶだけなので本当にゲームのような感覚です。

9割以上正解できたら次の年の問題に行く、というようにひたすら続けていくうちに、だんだん同じような問題が毎年出ている、ということに気づき出題傾向がわかってくるようになりました。

スマホにも対応しているので、とにかく残りの期間、布団の中、通勤電車の中、会社の昼休み、空いている時間にどんどん解き続けました。

寝っころがりながら普段のソーシャルゲームの代わりに勉強ができてしまうというのが良かったですね。

また、回答した後に正解でも不正解でもすぐに解説が確認できるというのがとても良かったです。

テキストの問題集ですと、答え合わせをして、わざわざ解説の書いてあるページを開き直さないといけません。

その間に、どんな問題だったっけ?となってしまうことが多いですが、スマホの過去問サイトはそういったことがないので、間違った理由がすぐわかり、理解が進みました。

では購入した参考書や問題集が必要なかったかというと、そうでもありません。

過去問サイトをやり続けているうちに自分が毎回間違う問題というのがだんだんわかってきましたので、そこであらためて購入したテキストに戻り、確認をしました。

しっかりと基礎の内容が書かれているので、確認にとても最適でした。

最初に挑戦したときには聞かれてる意味もほとんどわからなかった参考書の問題集も解き直しましたが、良い成績を取ることができるようになっていて、自信につながりました!

最後に、自分が間違えやすい箇所の解説をノートにまとめました。

そのことで弱点も潰すことができ、試験会場でも事前にそのノートを確認すれば大丈夫という安心感をもって挑むことができたのです。

合格にかかった費用は、参考書と問題集の金額の3,300円のみ。

完全独学で、予備校や通信教育などは今回は使いませんでした。

勉強を始めようと思ったのは3ヶ月ほどで、その間ダラダラと参考書を読んでいましたが、実質気合を入れて勉強に取り組んだのは最後の1週間ぐらいでした。

ただ、参考書と問題集だけでは無理だったと思います。

「とにかく過去問を解け」という言葉は本当に正しかったです。

事前に基礎を勉強する前に過去問で間違いまくりながら傾向を理解していき、その後参考書で知識を補強するというのが私には合っていました。

FPの勉強をしたことで今までわからなかったことを知れて、勉強しておいてよかったと思った

そんな私でしたが、無事に高得点で合格をすることができました!

勉強をしている最中から、「これってFPで勉強できるんだ…」という内容が多かったです。

例えば、会社での産休や傷病手当の仕組みやルールも、FP3級で学ぶことができます。

ちょうどマンションを購入したいと考えていたころでもありましたが、家やマンション購入、不動産に関する知識も得ることができました。

どの内容も基本的なことなのですが、仮に自分が制度を利用したいと思っても、どんな制度があるか自体を理解していないと使えません。

FP3級は、そんな風に生活に密着した制度や仕組みの理解、人生プランを立てるのに必須の資格だと感じました。

日本人はお金の教育をされていないことが多く、私もそれに漏れずな人間でした。

将来の不安は漠然と感じつつ、税金?年金?相続?不動産?よくわからない!とふわふわしていました。

こんなに基本的なことなのに、習っていなかったのだ!という危機感すら覚えます。

FP3級は、合格するには比較的かんたんな資格ですが、獲得できる知識は生きていく上でとても大事なことばかりです!


ゆきこさん、とても参考になるFP合格体験記をご投稿いただきありがとうございます。

FP3級合格おめでとうございます。
最初に受験を申し込んだことでそれまでに勉強しなくてはいけないと最後まで模索した結果が出たのだと思います。
参考書や問題集を購入しても進まなかったり理解に苦しんだりします。
それでもどうにかしないといけないと足掻き、過去問道場を必死にやったおかげで合格できていて素晴らしいです。
もし参考書や問題集をやってできなかった経験がある方は「過去問道場」で再挑戦してみてください。

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